新作/君が主で執事が俺で〜お仕え日記〜/忠誠を誓う口づけを…

第53回 2009/ 2/ 1

のえるです、ごきげんよう。



忙しさ=フィギュア購入数というワケで、今週はCMSのシャマル先生がコレクションに

加わりました。

…なんか重みのある可動フィギュアですなぁ、コレ。

あと今週はもう一つ購入予定です。あー、末期だ。



それでは今週のウラ話へ…。



【ゲーム製作ウラ話(4)「演出の追加とボツ案 その3」】



ウラ話での演出話3回目。まあ、あまり続けるとダレるのでとりあえず演出話は今回で

区切りに。別の話を何回かこなした後にまた続きを話します。



今回は夢ルートでの話。

夢ルートはナトセルートほどではないけど、PS2版で色々と追加されました。


しかし今回取り上げるのはPC版にもあったシーン。

レンが脱衣所で大佐と鉢合わせする場面です。



PCではモザイクフィルタのかかった大佐(らしき絵)が表示されていたのですが、

PS2版では「どっかで見たような青色のシルエット」になりました。

※見たことない人は是非夢ルートをプレイして下さい。



最初は青シルエットを表示しただけで満足したのですが、通しテストをしていた時に

このシーンに入る時に「ドアを3Dっぽくあける演出を入れる」という事を何故か

思いついてしまいました。


そこで頭に浮かんだのは、某狩猟ゲーや格ゲーでおなじみの某C社様のゾンビゲー。

あの部屋切り替えローディング時のドア演出をちょっとやってみようと思い作成。

とりあえず入れて「こんなになっちゃったー」とG.Fと一笑い。


で、満足したものの「やっぱ、おおげさすぎやなぁ」と思い自粛。

これはまあ、ここまででいいや…と、思っていたら。

数分後。



G.F「合いそうなSE用意してデータフォルダに入れといたよ〜♪」



とか言いやがった。提出資料つくってたんじゃねえのかよぉ。

とりあえず何を考えてんだと用意した(しやがった)SEを聞いてみると、



…すげー、某ゾンビゲーにピッタリなSEばっかり。



重厚なドアの開閉、タイプライタ音、エトセトラエトセトラ。

で、「ちょっとあそこに入れるのはやめた」と言うと「えー…」と意気消沈。


そんなワケで頭の中にあった演出パターン第2弾の


「大佐のシルエット表示シーンを某サウンドノベル風に」


を実施することにしました。

ちなみにこの演出、実際のパロ元ゲーム映像を見ながら調整しました。

(あの有名な「こんや 12じ …」ってヤツですね)


まあ結局、この演出入れたあとG.Fが見て



「コレコレ! 不安をあおる効果音!」



といって懲りずに新しいSEをよこしやがりました。

…あの人、仕事してるんか? あれが仕事なのか?



ちなみに3D風のドア開き演出は、演出ステップを逆にして「閉じる」演出にして

真・チュートリアルの夜中の隠しイベントに使用することで落ち着きました。


コレは無駄にならなかった良い例だと思ってます。



今週の日記はここまで。

それではまた、ごきげんよう。



光の巨人蛇足。


秋葉原のまんだらけ1Fの外壁ショーケース。

先週くらいまではファミコン全ソフトが陳列してあったけど、今週はウルトラマンの

ソフビやテレビくんウルトラマン全集とかが置いてあった。

とても懐かしい気持ちになれました。

初めて手にしたウルトラ怪獣の消しゴムはジラース、リモコンで動く怪獣はゴモラ。

きちんとレコードで主題歌を聞いたのはレオでした。懐かしいなぁ…。


ウメ先生最高です。あ、G.Fです、こんにちわ。


驚きと喜びが大きいですね。

あ、もちろんウメ先生のキャストですよ決まってるじゃないですか。

いやーすごいなーうれしいなーたのしみだなー。


予想外ではあったのですが、@番目のサンプルを聞いた時に、

もう背筋が伸びる思いでした。

大人の女性であり、芯の強さ、厳しさを感じ、そして素敵。

いやーすごいなーうれしいなーたのしみだなー。


こういう嬉しいニュースがあると、仕事にも身が入ります。

ダメになりそうなとき、それが一番大事。


いい言葉ですね。……がけっぷちな感じがして。



さて、いつもより前のめりでキャスト発表について触れてしまい

ましたので、他のキャストについても触れましょうかね。

まずキャップ。「いつまでも子供」の紹介文どおり、ヤンチャな感じが

いいですね。ガキ大将って感じで、こういうヤツについていくと、

絶対問題起こすけど、楽しそう、みたいな感じがしました。

もう、絶対ウメ先生に怒られるだろうな。羨まし(ry

もう一人はタン・フー……いやいや、川神鉄心。

威厳と落ち着きのある、安心感のあるお声です。

こういう笑い声を違和感なくこなせるのは、相当な技術と経験が

いるのだろうな、とサンプルボイスで聴いて、ふと思ってしまいました。

そして、「じゃ」と「ぢゃ」を使い分けているかのような、

好々爺と威厳の切り替えも素敵です。さすが大佐の師匠。



さて、のえる氏の演出話では、なにやら私が悪ノリしているような印象を受けますが

おもしろきことを、なおおもしろく。これも一番大事。

まぁ、深夜にそんな面白い演出見せられたら完成度を高めたくなるのは当たり前です。

もちろん、次の日になってやりすぎた感が襲う場合もあるので、その辺はのえる氏も

書いていたように自粛しましたが、大佐の演出はいいバランスで残せたのではないかと思います。


あのシーンは特に、とある理由でPCと同じ演出をしてはいけなかったので、

大佐の立ち絵を表示しない、という手もありました。

しかし、再現できないのなら、消すのではなく、よりおもしろくしてしまえ。

という心意気であったと思います。

私ものえる氏もテンションはおかしかったですが、心意気は間違っていなかったな、

とあのシーンを思い返して改めて思います。

ただ、改めてそのシーンを思い返すと、間違っていなかったのは心意気だけだったの

ではないかと小一時間。



さてさて、あまり深く考えると色々出てきそうなので、それはまた別の機会に。


それでは今週はこの辺で。



いやーすごいなーうれしいなーたのしみだなー。

ディレクター G.F

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