新作/君が主で執事が俺で〜お仕え日記〜/忠誠を誓う口づけを…

第70回 2009/ 6/ 5

のえるです、ごきげんよう。



郷ひろみの新曲「男願 Groove!」かっこええ。

とりあえずここ最近はヘビーローテ。これでもう50歳↑なのがすごい。GO〜!



そういえば新型(次期型?)PSPが発表されましたね。

UMD廃止のDL専用機。

DL専用なので本体も普通の小売店には置かれないとの事。



私みたいな製作側はまだしも、小売店や流通の人たちには寝耳に水のようです。

なんせ次のPSPは本体もソフトもお店に置かないんですから。



現状PSP本体を売っても利益は数円。ソフトをたくさん買ってもらってはじめて利益が

でる小売店にとって、この発表は本当に死活らしいです。



あと。

個人的には好きなゲームはパッケージやマニュアル等すべてコミで手元に置いておきたい。

DLのデジタルデータのみ、ってのは寂しい。



【ゲーム製作ウラ話(15)「ゲームを作る人もそれぞれダ」】



アドベンチャー系ゲームは、各シーン毎に色々なシーン名がついています。

PS2版「君が主で執事が俺で」ではおよそ1800↑のシーン名が盛り込まれています。

(このあたりの話はスタッフ日記第3回にてお話しています)


ゲーム中、このシーン名を確認するにはセーブまたはクイックセーブして、セーブデータ

画面で一覧を見るしかありません。



そんなシーン名ですが、考えているのはもちろんタカヒロさんです。

シナリオと平行して思いつく場合もあれば、後々まとめて考えたり追加したり。


でもって、出来上がったシーン名を見てみると…面白いです。

シーンをきちんんと「言いえて妙」というスタイルで表現できているモノもあれば、

プレイしている人の気持ちを代弁したシーン名。

さらには「シーン名を見る」という行為をしているプレイヤーに対してのツッコミ。



このあたりは“実際にゲームを遊ぶ人”だからできるコトなんですね。

「そんなの当たり前だろ?」と思うかもしれませんが、ゲームを作っている人間を色々と

調べていると「ギャルゲーしないのにギャルゲー製作指揮してる」とか

「ゲームのシナリオなんて書いたことないけど、書きましたよ」みたいな人がいるんです。


…当然、そんな人が手がけたモノが面白いワケありません。

「何が楽しいのか?」をまったく知らないで「これが喜ばれるじゃね?」という自己満足

の塊になるからです。

ちなみに。

私の知ってる一番最悪の人間は、↑の条件を満たすだけでなく、製作途中で他人に仕事を

なすりつけて逃げました。



おかげで「ゲーム製作で最強の反面教師」を見れました。

あぁ。名誉のために言っておきますが、みなとにはそんな人はいませんよ?

昔々〜に、外部の人と仕事したときのイヤな思い出なんです。



…まあ、こういった闇の話(?)はこれくらいにしておきましょう。

それでは今回はこれで。ごきげんよう。



でもね…本当は…もっと…。




新世紀余談


ちょっと前に新しいエヴァ缶コーヒーを飲んでカンを飾っていました。

でもって家のPCのモニター横にも前回のエヴァ缶(絵柄はアスカ)が飾ってあるのを

思い出して『前回はこんな絵柄だったなぁ〜』と手にとってみたら…


────ずしりと重かった。


……まだ飲んでなかったです。賞味期限とっくにきれてます。アチャー


男子三日会わざれば刮目して見よ。

G.Fです。こんにちわ。


まぁ、何が言いたいかというと、三日もあればいろんな事が変化する、とそういうことです。

具体的には日記に書くようなことではないので置いておきますが、一部つまんで持ってくると、

先週、6月に入ったら気合を入れて、というような内容を書きましたが、

6月に入ったとたん、予定が変わってしまったと、まぁ、そういうわけです。

よくあることですが、出鼻をくじかれるとはまさにこのことですね。


ただ、やることは明確になったので、気合は切らさずに梅雨を乗り切りたいところです。



さて、状況の変化と言えば、私のデスク横も変化しました。

そこには、昨年某携帯狩りゲーにハマっていた際、のえるさんに取って貰った

クレーンゲームのオトモのぬいぐるみが置いてありました。

しかし、なかなか大きい為、取るのが難しく2種類のうち1種類しか取れず、

その内にゲーセンから姿を消してしまい、寂しい思いをさせたものです。


しかし、ブームが長く続き、他機種での新作などの話題で賑わっているせいか

会社近くのゲーセンに復活!

さっそく挑戦したのですが、自分はあまりクレーンゲームが得意ではないので数回で断念。

引っ掛ける場所も見当たらず、重いため持ち上がる気配もなし。

これは無理ですよね、とのえるさんを見たところ何かお考えのご様子。

すると、おもむろにコインを取り出し、挑戦されるとのこと。


とうてい取れるとは思わなかったのですが、ここは一つ。

「先生、お願いします」

と場所を譲ってお願いしました。


1回目はとりあえずアームの強さを検証した様子で、何かを確認して終了。

そして、2回目。

クレーンを@⇒Aと動かした様子を観察していても、見る限り見当違いの位置。

ああ、これはダメだと思ったとき、アームは狙い済ましたように、オトモのエプロンに

深々とアームの片方を食い込ませ、途中揺れてもビクともしないほどしっかり引っ掛けて、

オトモを救出して見せました。


私は喜んで、景品が出てくる穴を注視しました。

しかし、


「ニャー……」


見ると、よほどしっかりひっかかったのか、アームが所定位置に戻り、開いても、

オトモが落ちません。

そして、オトモは重力でエプロンを半脱ぎにされつつ、逆さ吊りという屈辱の体勢で店員を

呼ぶまで衆目に晒されたのでした。。。


ともあれ、半年越しで2匹揃ったオトモが仕事を監督してくれています。

これで気合十分。満足です。




さてさて、それでは今週はこの辺で。



ディレクター G.F

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