新作/君が主で執事が俺で〜お仕え日記〜/忠誠を誓う口づけを…

第66回 2009/ 5/ 8

結局GWはほとんど篭ってしまった。のえるです、ごきげんよう。

狩猟ゲーオンラインをつなぎっぱなしだったカモ…。



ようやっと花粉の季節がほぼ過ぎましたね。

途中“花粉+風邪”の攻撃に合い、その時かなり喉を痛めてしまったのでその後1ヶ月以

上のど飴なしでは通常生活もままならないヘヴィな状態でした。

やっぱ基本はロッテのカリンのど飴。



前回春アニメの話を書きましたが、読みかえしてみると視聴しているのに書きもれている

作品がいくつかありました。

その中の一つが「真マジンガー衝撃!Z編」です。


実を言うと世代的にマジンガーZは、どストライク世代。

それを初代ともOVAシリーズとも違う切り口で描くこのマジンガーは「すごい!」では

なく「なんかついつい見てしまう」作品です。


しかし…ブレストファイヤーより光子力ビームの方が扱いが大きいのはなんでだ。

Z編のマジンガーZでは技のバランスが違うんかなぁ。



そういえば今作では声優さんがガラッっといれかわりましたね。

兜甲児の声といえば石丸さんでしたが、今作もなかなか好きです。



…そういえば…「真剣で私に恋しなさい!」で、な〜んか聞き覚えのある声が…ゲフン


さて今回の製作話にはいりましょうか。




【ゲーム製作ウラ話(13)「スクリプトシステムの設計・製作」】



ギャルゲーを含めたアドベンチャー系ゲームでは“スクリプト”と呼ばれるデータがあり

ます。(知ってるにょろという人は軽く流し読みして下さい)


これは画面に表示する画像や文章、BGMやボイス、演出等を順番に設定されているデー

タです。言ってしまえばゲームシステムを含めたゲームの良し悪しの基礎となる非常に

大切な部分です。



このシステムがしっかりしていると、ゲーム本筋の演出等に作業時間を割り当てることが

可能になるので良質なゲームが作りやすくなります。


ちなみにみなとそふと新作「真剣で私に恋しなさい!」は戯画さんの優秀なシステムを

使用しているのでずいぶんと演出その他が強化されています。



話を戻して。

当然PS2版「君が主で執事が俺で」にもスクリプトのシステムが搭載されています。

そのシステムは設計・製作を全部私がやった完全自作のシステムです。


どの位自作かというと…内部の演算や判定など一切他のシステムを参考にせずに作成した

レベルでの自作です。



とはいえ。

結局スクリプトシステムとして作成していると、スクリプト命令等はにかよってしまう

ものなので、スクリプトデータを見るとあまり個性はありません。

(内部的には随分と凝った箇所もあるんですけどねぇ…)



ちなみにこのシステムは随時進化・拡張中です。

基本的に私は「スクリプトシステム作成」という作業がすきらしいのです。


家には他のスクリプト関係書籍がたくさんありますし、書店で見たこと無いシステム本が

あるとついつい買ってしまいます。

こーゆー本って1冊2千〜4千とかするんですよね。


ただスクリプト書籍を買ってきても、そのスクリプトの概念や設計思想をおおまかに確認

したあとはリファレンス(コマンドの一覧&説明)ばかり眺めています。



『この命令にこういう引数を用意するのか…おもしろいなぁ』



などと布団の中で寝る前に眺めております。

たまにインスピレーションが沸いて逆に目が覚めて寝れなくなる場合もありますけど。



あと。

いろんなスクリプトの知識を持つと、他メーカーのゲームをやっている際に


『ああ、このシステムでこんなことしてるんだ。こうしたらもっといいのに』


とかいう感想を持ってしまうこともあります。

純粋に楽しみたいときにそういう気持ちがわくと寂しいです。



と、今回はこのくらいで。

それではまた、ごきげんよう。




超月刊蛇足


超月刊長門っていう長門キャラクターブックを買ってきた。

まあ、今まで見たことあるピンナップ集とかも兼ねてですけど。

ただ…メガミマガジンのチャイナ長門、ちょっと胸大きくないか?


G(gdga)W(week)が終わりましたね。

自分は予定通り、かなりダメな休日を過ごしました。

こんにちわ、G.Fです。



いやー、やはり面白いですね24。

今更感はありますが、とても好きなキャラクターが死ぬということを知ってから、

シーズンXになかなか踏み出せないでいたんですが、

勢いをつけて見てみると、あっという間に引き込まれますね。

いやー、かっこいいねジャックバウアーわ。

いい事も悪いことも、信念の元に責任を持つ姿は憧れますわ。

最近バラエティ的な活躍が多かった中の人の迫真の演技にも圧倒されまくりでした。


そうです、自分は吹き替え版が好きなのです。

中二病が発病した以前は、格好つけて「やっぱ字幕だよな!!」と思っていましたが、

自分は金曜ロードショーなど、テレビでやっていた昔の洋画が好きだったので、

結局は吹き替え版がしっくりくるようです。

ジャッキーチェンの声も、エディマーフィーの声も、クリントイーストウッドの声も

吹き替えの声優さんの声で認識していますしね。

時々来日会見なんかで本人がしゃべっているのを聴くと、それこそ吹き替えなのでは

ないかと思ってしまうくらいです。


吹き替えで不思議なのは、洋画の吹き替えは、あまり違和感なく見れるのですが、

韓国映画なんかの吹き替えは違和感をすごく感じてしまいます。

人種的なことを言うと、同じアジア圏である方が違和感がないような気がするのですが。

発音的な事なのでしょうかね。


時々、字幕と吹き替えを両方出して見てみると、ニュアンスが結構違うことが多いですが、

ジャックバウアーのセリフで、吹き替えの役者さんが、アドリブについてコメントしている

のを拝見したことがあります。

キャラクターの感情と状況を噛み締めて、どうしても入れたいアドリブだったとコメントしている

セリフがあるのですが、自分もとても印象的なシーンだったので感心した記憶があります。

アニメ、ゲーム以外でも、声優のお仕事をすごいと感じた瞬間ですね。



さて、まじこいも発売日が確定したようです。

8月28日!

夏真っ盛り、学生は宿題の追い込みまくり(でも18歳未満の学生は買っちゃダメですよ)

北海道は秋の気配が近づく8月の末ですね。


熱い暑い時期までジリジリしながら待機しましょう。

それでは今週はこの辺で。



ディレクター G.F

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